日ごろBIZパートナー株式会社をお引き立て頂き誠に有難うございます。

当社はファクタリングにより全国の事業者様に資金を提供させて頂いております。

この回では事例掲載の許可を頂けたO様のケースをご紹介させて頂こうと思います。

O様は栃木県で建設業を営まれており、地元の宇都宮を拠点として活動されています。

先々代から続く三代目の社長として見事に経営手腕を振るっておられ、十数名抱える従業員からの信頼も厚いものです。

規模としては中堅クラスですが、個人からの小規模な工事の受注から大規模案件におけるジョイントベンチャーへの参加などもこなし、地域の需要に見事に応えておられます

建設業界は他方面との付き合いが要求される業界で、一つの相手先だけを見ていると入金と支払いのタイミングがかみ合わず、資金ショートが発生しやすいのが特徴です。

常に自社を取り巻く全体を把握していなければならないので、経営者には相当の気配りが要求されます

O様も代表就任当初は苦労されたそうですが、元々経営センスがある方ですので、慣れてからは資金ショートの危険が生じることが無いように、うまく事業を進められていました。

資金繰り

ところが今回、取引先の一社が支払いを遅延させる事態となり、O様の手を煩わせます

仮にZ社としますが、工事を受注した相手先でこれまで数回取引のあった業者です。

アパート建築の配管周りの工事を受注し、その入金が予定されていたのですが、Z社から連絡があり支払いを少し待ってほしいとのことです。

どのくらいかと聞くと「二週間ほど待ってくれ」とのことでした。

話を聞くと、どうやらZ社の方も取引先からの入金予定がズレて困っているようでした。

一応信用調査は行っており、資金繰りが悪化して倒産ということはなさそうだったので、今後付き合いを断つまでのことではなさそうです。

法的に強制手段に打って出たところで、逆に業界内の自社の評判が落ちてしまいますから、緊急性がない場合はある程度相手の立場も考えてやる必要があります。

二週間後必ず支払いをする約束で取りあえず収めたものの、O様のほうで支払いに回す資金の一部が足りなくなってしまうので、こちらの資金繰りが必要でした。

自社の支払いを猶予してもらう相談も可能でしたが、やはり支払いを遅らせると評判の低下が心配です。

資金繰り

これまで支払い遅延は絶対に起こさないという決意でやってこられたので、他社からの厚い信用に傷を付けたくありません。

Z社以外からの入金は予定通りでしたので、目下必要な支払いの不足金額はそう大きくなく、約100万円ほどです。

これくらいであれば銀行の融資も可能かと思いましたが、小口融資のためにあれやこれやと多くの資料の提出を求められるのは手間だったのと、融資の実行までには時間がかかるため今回の事案には対処が難しいことが分かっていたので、何度か付き合いのある当社までご連絡を頂いた次第です。

今回のO様のケースでは、120万円分の売掛債権を手数料10%で買い取らせて頂き、O様の手元に108万円の資金提供をさせて頂きました。

計算上は12万円の損が出てしまう形ですが、これくらいの損は今後の仕事受注ですぐに挽回できるとおっしゃっていました。

工事の見積もりにはある程度の“遊び”があるようで、自分の裁量で工事代金を幾らか上乗せすることは比較的容易だとのことです。

ファクタリングによる損失分の穴埋めは簡単にできるとのことでしたので、ほぼ無傷で信用の低下を避けることができたということですね。

当社のファクタリングは小額10万円~のご利用が可能ですので、小口の資金需要にも即座に対応させて頂きます

経営資金でお困りの事業者様はぜひお気軽にご相談くださいませ。