こんにちは!BIZパートナー株式会社でございます。
当社はファクタリングによる資金調達をお手伝いさせて頂いております。
業種を問わず、掛け取引で発生した売掛債権を早期に現金化することで、迅速・確実に資金をご提供できますので、全国の事業者様からお喜びの声を多く頂戴しております。
その中から、今回は神奈川県で運送業を営まれるS社長のお話を掲載させて頂こうと思います。
S様は横浜で事業を起こされ、当初は個人経営でしたが次第に業務を拡大し、現在は法人化されて従業員も数名抱えておられます。
S様は神奈川を拠点に、東京と地方の物流をつなぐ長距離輸送をメインに手掛けておられますが、新たな取引先から別ルートの物資輸送をやってくれないかと相談がありました。
物流業界では、今般のコロナ禍で巣ごもり需要がものすごいらしく、元々人手不足だったところに加えてさらに供給体制が追い付かなくなっています。
S様の会社も従業員フル体制で日夜稼働していましたので、現状で余剰の人員や車両はない状態です。
そこでビジネスチャンスを掴むため、融資を受けて新たな輸送路開拓の話を受けようと決意されました。
メインバンクに相談したところ、直接の融資はやんわりと断られてしまったそうです。
そこで自社で保有している車両などを動産担保として提供することで、400万円ほどの融資ができそうだとの回答を受けることができました。
S様は一安心されましたが、問題は融資実行までのタイムラグです。
窓口の担当者レベルでは良い回答を得られたものの、これはまだ銀行側の正式な回答ではありません。
上司と相談するなどして課内の決済を取り、さらに上層部の決済を取るためにはかなり時間がかかります。
聞いてみると、話がうまくいき融資可能が決定されたとして、実際の入金までには早くても1か月はかかるだろうとの話でした。
新たな輸送路開拓の実働部隊の手配と配置には時間がかかるので、銀行の融資を待っていると取引先との契約に添えなくなってしまいます。
話し合いで調整を試みましたが、先方の事情もあり待つことができないとのことで、融資までのタイムラグをどうやって埋めるかで悩むことになります。
そんな時にS様は知人を通じて当社のファクタリングを知り、ご相談を頂く形となりました。
お話を伺いますと、銀行の融資はまず問題ないとのことでしたので、取り急ぎ現在保有されている売掛債権を当社で買い取らせて頂き、目下必要な資金をご提供させて頂くことになりました。
譲渡した売掛金の収入は無くなりますが、当社スタッフとS様とで綿密にスケジュールを計画したところ、その間の運転資金は銀行からの融資金を充てて十分に運営が可能ということがわかりました。
S様の事案では、保有されていた売掛債権500万円分を手数料15%にて買い取らせて頂き、事業資金として425万円の買取金をお渡しすることになりました。
これを元手に新規案件の受注を無事に進められ、現在は安定した収入の柱になっているとお話しされていました。
旧来の取引も含め事業全体として安定しており、今後も売り上げ増が見込めるとのことです。
銀行に提供した動産担保としての車両についても、近いうちに返済を完了させて担保を解除してもらうことができそうだとS様は喜んでおられました。
S様の他にも運送業関係の事業者様からは多くのお問い合わせを頂いておりますが、今回のように銀行から融資について前向きな回答を得られない方も多くいらっしゃいます。
その場合でも、当社の経験豊富なスタッフが御社のキャッシュフローを精査し、運転資金が枯渇しないように配慮しながら経営を支援していくことができます。
資金需要が生じた際には、まずはお気軽に当社までご一報を頂ければ幸いです。
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