こんにちは。BIZパートナー株式会社でございます。

日頃より、弊社のファクタリングサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

弊社は業種を問わず、ファクタリングにより掛け取引で発生した売掛債権を早期に現金化することで、迅速・確実全国の事業者様に資金を提供させて頂いております。

その結果、全国の事業者様からお喜びの声を多く頂戴しております。


この回では事例掲載の許可を頂けた、起業後1年ほどのIT業を営むH様のケースをご紹介させて頂こうと思います。

H様の会社ではアプリ開発を行っており、1つのプロジェクトが完了するまでに3ヵ月~1年ほどの期間を要すると仰られていました。

IT業界の支払いサイトは一般的な支払いサイトとは異なり、入金までに時間が掛かります。

受注した仕事(プロジェクト)の規模にもよりますが、H様のお話の通り早くて3ヵ月後、長くなると入金までに1年ほどの期間を要することも。


H様の事例では、この支払いサイトの長さによる問題点が顕著に表れていました。

その問題点というのが、「人件費」です。

支払いサイトが長く入金がない状態でも、社員へ対しての給料は毎月支払わなければなりません。

入金がない状態で人件費が発生し続けるとどうなるか、想像にかたくはないでしょう。

H様が弊社へご連絡をされた時には、まさに、この問題に直面していました。

H様が弊社へご連絡された理由は、H様の会社が起業後まだ若いこともあり、「融資が断られる」または「希望の金額に届かない」ことで、員への給料が不十分というもの。

進行しているプロジェクトの納期は間近なものの取引先企業様の希望になかなか添えず、納品の期間は伸びることが確定していました。

この部分が起業後まだ若いということに加えて金融機関の不審を買い、融資を受けられないという結果に繋がったため、ファクタリングの利用をH様は決意したとのことです。

H様が必要としていた資金額は社員全員の2ヵ月分給料に加え、万が一に備えて余裕をもたせた300万円。

当時進行していたプロジェクトの納品予定は1ヵ月後、調整の期間を合わせても2ヵ月以内には確実に納品を完了させると、H様は意気込んでおりました。

H様の会社が取り組んでいたプロジェクトに対する売掛金は560万円。

業種柄、支払いサイトが長いことはH様の取引先も認知していたため、3社間ファクタリングで売掛金を手数料8%で全額買い取りを弊社から提案いたしました。

そしてH様に同行し、取引先企業様へファクタリングの説明をしたところ、取引先担当者様から「Hさんは起業する前からしっかりと仕事を仕上げてくれるから、納品でき次第必ず支払いはするよ」と、ファクタリングの承諾を得ることができました。

無事に取引先様からファクタリング利用の同意を得ることができ、弊社としても売掛金回収に確実性が増したことから、提案通りの560万円を手数料を3%引き下げた5%で買取りさせて頂きました。

そして、H様は今回のファクタリングで得た資金で社員の給料を遅れることなく支払うことができただけでなく、プロジェクト終了までに精神的余裕が生まれたため、クオリティも上がって取引先様が大変喜ばれたとのことでした。


今回ご紹介させて頂いた取引事例では、弊社をご利用されたH様と取引先企業様との信頼関係が良好だったことから3社間取引でのファクタリングを提案させて頂きました。

3社間ファクタリングは今回の事例のような場合での活用はもちろんですが、売掛債権を確実に資金化したいというような場合にもご活用が可能です。

また、取引先との信頼関係を壊したくないというような場合には、取引先にファクタリングの利用を知られることのない2社間ファクタリングを活用することもできます。

弊社では、ご利用される企業様を資金面だけでなく、状況や関係など総合的に考慮し、御社にとって最適なプランを提案させて頂きます。