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コロナ事情も引き続き落ち着きを見せていませんが、皆様のビジネスは切り盛りできていらっしゃるでしょうか?

さて今回ご紹介させて頂くのは京都で呉服販売を営むF様の事例です。

呉服販売を営むF様
昔ながらの古き良き伝統を受け継ぎ、地元の方々はもちろん、京都を訪れる観光客にも人気があります。

また県外の関連事業者とも取引があり、信頼を築いた上で地方への販路も開くなど、時代に即した経営も進めておられます。

元々は地元の他業種の方に当社を紹介されお付き合いが始まったものですが、今では当社の良いお得意様です。

呉服店の経営は近年需要の低下がみられるようですが、京都は昔から着物文化の中心地であり、質の良い品を得られるということでF様の会社ではそれほどの影響はないようです。

ところで呉服店といえば着物・呉服というイメージが先にきますが、実際は和装の関係する一切の品が扱われ、帯や帯締め、草履、髪飾りなどの和装小物、肌着や足袋などの着付け小物、浴衣、バッグなどの和雑貨、また各種宝飾品やギフトなど幅広く扱います。

呉服店といえば着物・呉服
和装関連は一般の方が思っているよりも多品種の品が扱われており、必ずしも着物を着る人だけでなく、洋服とのマッチングも楽しめるようになっています。

そのため地方のデパート等でも和装関連は人気があり、F様の会社もまとまった品数の取引があるのですが、今般複数の納品先でイベント開催の時期が重なり、予想以上の発注を受けることになりました。

F様の会社も反物などの仕入れ方面を急がなければなりませんでしたが、急な発注のため資金的に不足が出てしまい、加えて納品先も急に決まったイベントを抱えるところが数社あったため、これに間に合わせるには時間的な余裕がない状況です。

資金面での不足分はおよそ350万円程度となり、これを約1週間程度で調達する必要があります。

仕入れ方面では先方の業者も品物の制作に時間がかかりますし、支払いは先払いとなるので、資金調達はできるだけ急がなければなりません。

銀行での融資は審査に時間がかかり使い物にならないため、普段付き合いのある当社にご相談頂いた次第です。

F様は地元で長きにわたり信頼を得ておられますので、仕入れ先の業者とも長い付き合いです。

売掛金は3社分ありましたが、どの業者様も三社間取引に応じてくださることが分かっています。

売掛金は3社分ありました
F様はこれまでも何度かファクタリングを利用されており、今回の売掛先となる3社様も何度か取り引き関係にあったので、事情の飲み込みも早く、速やかにご承諾を頂くことができました。

今回のF様との取引では、売掛金370万円を三社間取引により手数料5%で買い取らせて頂き、約350万円の資金をF様にお渡しすることができました。

これを元手に仕入れを無事済ませ、納品先に速やかに品物を配送することができ、イベントにも支障が出ず喜んでもらえたとのことでした。

ファクタリングは売掛先に知らせずに利用できる二社間取引もありますが、こちらは手数料が高めになってしまうので、可能であれば三社間取引の方が手数料負担を大きく下げることができます。

ファクタリングの利用を知られることで信用が下がるのではと心配される方が多いですが、最近は売掛金譲渡による資金調達は一般的になりつつあるので、説明すれば特に問題ないことが多いです。

当社でも必要に応じて担当者が先方の売掛先企業様に丁寧にご説明いたしますので、ファクタリングのご利用をお考えの事業者様はお気軽にご相談頂ければ幸いです。