取引事例2

 

前回に続いて当社とお取引いただけた企業様の一例をご紹介します。

都内で先代から製造業を引き継いで頑張っておられるT社長から、少し焦った様子で電話が入りました。

「すまんがちょっと急ぎで相談に乗ってもらいたい」と、電話では落ち着かないとのことで対面相談をご希望されました。

その日の午後にすぐ時間を作りT社長をお迎えしますと、明らかに焦った様子でおられます。

「今日はどうされました?」と聞きますと、「いやー参ってしまって、せっかくチャンスを掴んだんだが、ここままじゃご破算になっちまう」とおっしゃいます。

 

工場イメージ

伺いますと、新しい取引先の開拓に成功し、その相手は今後も長く受注を頂けそうな有望株なのだとか。

仕事の受注は問題なくいき、契約は済んでいるのですが、その製造案件に必要な資材を購入する必要があります。

当初、別の取引先からの売掛金の回収を見込んでいたのですが、そちらの回収先からの入金が遅延しており、資材の購入資金が足りなくなってしまったそうなのです。

 

T社長としては、今回の新しい取引先は手放したくない相手ですので、何とか契約通り仕事を完了して信用を作り、引き続き取引をしていきたいと考えています。

メインバンクからの融資はもう限度いっぱいで利用することもできず、かといって闇金のようなところはリスクが高すぎて使えません

そこでどうしようかと調べるうちに、当社のファクタリングを見つけていただいたのでした。

相手先への完納時期を考えると、今週末には資材の発注をかけなければならないとのことで、迅速性も求められる案件です。

手前味噌ですが、当社のファクタリングはこのようなケースでこそ本領を発揮します。

製造業イメージ

T社長様によれば、資材の発注には約300万円ほど必要とのことでした。

 

そこで、売掛債権価額380万円を当社で323万円にて買い取らせて頂き、目下の資金調達をしていただくことで了承を頂きました。

急ぎのケースであったため二社間でのファクタリング取引とし、契約から二日後にはT社長様の会社へ入金を完了させました

その後、事の運びがどうなったか心配だったため、週明け数日してT社長に連絡をいたしますと、「おかげで助かったよ。資材も無事届いたので、これで仕事ができる」と安堵されたご様子でした。

困っておられる中小事業者様の力になれたという実感が沸いた瞬間でした。

「また何かあったら頼むよ」という社長の声に焦りはなく、こちらとしても安心した次第です。

ピンチを乗り切るため、チャンスを逃さないため、資金需要が生じた際にはBIZパートナーのファクタリングをぜひご検討頂ければと思います